<<コーヒーの基礎知識>>
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| * | カフェインは有害な副作用とその蓄積がなく、常用しても害を引き起こさない、と言われています。 カフェインはアラビカ種には約1%、ロブスタ種には約2%、インスタントコーヒーには約3〜6%含まれている。 |
| * | カフェインの濃度は、焙煎によって豆の水分が減少すると、一旦は高くなるが、178度で昇華作用を起こす性質があるので焙煎中に焙煎機の内壁や回転スクリューに晶出する。 焙煎温度が高ければそれだけ晶出分も増える勘定で、カップに入ってくるカフェインが少なくなる。従って、深炒りした豆の外見は黒っぽく、何となくカフェイン量が多いように思えますが、実際は少ないことになります。 |
| * | 1970年代にガンとの係わりが報告されましたが、1985年以降の研究では大規模な研究にも拘わらず、乳ガン、膀胱ガンを含めたガンの発生とコーヒーの飲用に相関関係は見出されていません。 コーヒーの成分中特に多い(インスタントコーヒーを5%入れた飼料を2年間与えた)クロロゲン酸なる物質をハムスターの餌に加え飼育した実験ではガンの発生は殆どなかった。 |
味覚の5要素(甘味、酸、苦味、塩味、うま味)
450gのコーヒー粉末に含まれている全ての抽出可能物資を抽出し、残ったものを最初の状態まで乾かすと、コーヒー粉末は約310gしかなく、約140gの物質が溶け出したことになります。このことから最大約30%が抽出可能となるわけですが、全てが望ましい物質ばかりではありません。このコーヒー粉末から望ましいコーヒーの要素となる成分を抽出するために時間を定めるべきです。抽出可能である140gの内、82〜100g程度に押さえることが重要。時間が長くなりすぎると、悪い要素まで出しきってしまうことになります。
この場合の味とは、あくまでもコーヒー抽出液での味を指しますが、臭いは、コーヒー抽出液の味に比例します。例えば生豆において土の臭いやカビの臭いがすれば、コーヒー抽出液にも土の味やカビの味が出ます。
感覚的分類では、次の様になります。
| a)酸味 | 酸味は舌で感じても口腔に残りにくいのが特徴。 |
| b)すっぱ味 | 日本人が最も混同しているのがすっぱ味と酸味の区別の曖昧さです。 すっぱ味は後々まで口腔に残り刺激的であるのが特徴。 |
| c)古い味 | 油臭い味と感じることが多い。刺激的 |
| d)渋味 | 舌の尖端部がマヒしたような感じになる。 |
| e)醗酵の味 | 水洗式の豆に多く出る腐ったような味。 |
| f)カビの味 | 乾燥度合が異なった豆が混入されたり、湿度の高い場所、水気に触れた場合にはカビ臭と共に味に出ます。 |
| g)土の味 | 乾操式の豆に出る味で、土そのものの混入もあり得ます。 |
| h)汚れ、ほこりの味 | 乾燥式の豆に多く出る味で、麻袋の汚れ等によって豆に臭気が移り味としてでる場合もあります。 |
| i)青(豆)味 | 生臭く未成熟の味 |
味は一つだけが際立って出る場合と複合してでる場合があり、それを感じとるのは練習と個人差です。
| *悪い味 | |
| 1.すっぱ味(後まで残る) | 2.醗酵味(トイレのような臭い) |
| 3.ヨードの味(こんぶ、のり) | 4.土の味 |
| 5.カビの味 | 6.青い味 |
| 7.汚れた味 | 8.雨、霜に打たれた味 |
| 9.葉の味 | 10.ユーカリの味(油) |
| 11.水っぽい味 | 12.古い味 |
*生豆の臭いの分類
| 1.カビの臭 | 2.リオ臭 | 3.醗酵臭 | 4.土の臭 |
| 5.青味の臭 | 6.古い臭 | 7.汚れ、ホコリの臭 | 8.木、葉の臭 |
| 9.油の臭 | 10.コーヒー外の臭(麻袋の臭等も入ります) | ||
コーヒーの規格
コーヒーの規格には、大きく2つのものがある。1つは産地が持つ国際的な規格で、一般的に取引されている商品名となるケースが多い。また、もう一方は、ユーザーや、バイヤーまたは一部のセラーが独自に決めた規格(スペック)である。後者は、原則的に必要な味の要素をブレンド等によって作り上げたり、粒のサイズを指定したりする点を指し、ユーザーが好む規格化を組み上げられている。WTRグルメコーヒー規格は、こうしたユーザーからのリクエストと、産地のリサーチを繰り返していく間に蓄積されたデータを基にして世界中の最高品質と呼ばれる産地の中から、さらに選び抜いている。これまでの‘見かけ’‘味’というものに加え、品種、精製、乾燥、土壌という、本来の植物学的見地からコーヒーを見直し、消費者が納得できる1杯を飲んでいただけるように規格化されたものである。
<ブラジル>
1.グレード(欠点数方式) ♯2〜♯8 (輸出規格下限は♯8)
2.味覚 @ストリクトリーソフト Aソフト Bハード Cリオイ Dリオフレーバー
3.スクリーン(粒の大きさ) 20、19、18、17、16、15、14、P、(13、12)
*19とは1インチ(25.4o)の19/64 7.54oのスクリーンを通った生豆
| <コロンビア> | ||
| *スクリーン (粒の大きさ) | EX(エクセルソ)(U.G.Q) | 14/16 |
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SUP(スプレモ) |
17〜 |
| <グアテマラ> | ||
| *高度により分類 | SHB(STRICTLY HARD BEAN) | 1,400m以上 |
| HB(HARD BEAN) |
1,200〜1,400m |
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| SH(SEMI HARD BEAN) | 1,050〜1,200m | |
| EPW(EXTRA PRIME WASHED) | 900〜1,050m | |
| PW(PRIME WASHED) | 750〜900m |
| <メキシコ> | ||
| *高度によリ分類 | AL(ALTURA) |
1,300m以上 |
| PL(PRIMA LAVADO) | 900〜1,300m | |
| BL(BUEN LAVADO) | 750〜900m |
| <ホンジュラス> | ||
| *高度により分類 | SHG(STRICTLY HIGH GROWN) | 1,200m以上 |
| HG(HIGH GROWN) | 900〜1,200m | |
| STD(STANDARD) | 600〜900m |
| <コスタリカ> | ||
| *高度により分類 | SHB(STRICTLY HARD BEAN) | 1,200〜1,600m |
| GHB(GOOD HARD BEAN) | 1,000〜1,200m | |
| HB(HARD BEAN) | 800〜1,000m | |
| MHB(MEDIUM HARD BEAN) | 500〜800m |
| <サルバドル> | ||
| *高度により分類 | SHG(STRICTLY HIGH GROWN) | 1,200〜1,500m |
| HG (HIGH GROWN) | 900〜1,200m | |
| CS(CENTRAL STANDARD) | 450〜900m |
<ペルー>
1.グレード (欠点数方式)+選別方法(機械、電子選別機、ハンドピック)
MC、MCM、ES、ESHP
2.スクリーン(粒の大きさ) 20、19、18、17、16、15、14
<エチオピア>
1.グレード(欠点数方式) ♯1〜♯5ですが実質♯2〜♯5
2.産地別(ハラール、ウォレガ、シダモ、ジマ)
<イエメン>
*産地別
<タンザニア>
*スクリーン(粒の大きさ)
AA(6.76o以上)、A、AB、B、C、E、
<インドネシア
*グレード (欠点数方式)♯1〜♯6
*精選方法(水洗式、自然乾燥式+研磨)
| <キューバ> | ||
| *スクリーン(粒の大きさ)+欠点数方式 | ||
| スクリーンサイズ | 欠点数 | |
| CM(CRYSTAL MOUNTAIN) | 18/19 | 4 |
| ETL(EXTRA TURQUINO LAVADO) | 18 | 12 |
| TL(TURQUINO LAVADO) | 17 | 19 |
| AL(ALTURA) | 16 | 22 |
| MONTANA | 15 | 24 |
| CUMBRE | 14 | 29 |
| SERRANO SUPERIOR | 15/16 | 60 |
| *TURQUINOとはキューバ東部にある山の名前 | ||
<ジャマイカ>
・COFFEE INDUSTRY BOARD(コーヒー産業公社)が定めるジャマイカコーヒーの規格基準は次の通りです。
BLUE MOUNTIAN COFFEE