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珈琲工房かとう |
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〈寅さんゆかりの人情の町柴又〉 京成金町線柴又駅を降りると、車寅次郎の銅像に出迎えられます。そう、ここは映画「男はつらいよ」の舞台となった。寅さんの故郷であります。駅前から柴又帝釈天まで続く参道は、古き良き門前町の情緒が今なお色濃く残されています。庚申の日の縁日には、数多くの露店が軒を連ね、賑わいを見せます。人と人との人情の縁が輪となり、青空となりこの町を包み込みます。殊に夕暮れ時の哀愁は、筆舌に尽くしがたいです。 柴又には人々が生み出すさまざまな香りが溶け合っております。コーヒー好きの人々の誰もが、そんな中に空高く舞うコーヒーの香気に気づくでしょう。その香りに誘われ、駅より帝釈天参道一つ目の信号を左に折れるとそこに「珈琲工房かとう」があります。 |
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〈無作流珈琲抽出術〉 店内に入ると6席ほどあるカウンター席の向こう側で、濃紺の作務衣を身にまとい、熱心にコーヒーと語り合う店主の加藤幹男さんがいます。加藤さんは「無作流珈琲抽出術」という自らを師範とする独自のコーヒー理念を提唱し、より多くの人々に、コーヒーの真理たるものを啓蒙しようと店頭で、またweb上でもお客様を暖かく迎え入れます。 「無作とは、『はたらかさず、つくろわず、本来ありのままで』という意味で、豆の求めに応じてむやみやたらにいじらず、自然に抽出してあげる。そうすることによって自らも緊張せず自然体で一体化することができる。自分にあるリズムと、コーヒーや器具に宿るリズムが調和すると美味しいコーヒーは出来る」と加藤さんは語ります。 そんな加藤さんにより厳選された生豆は、直火式の釜で焙煎され、焙煎前後5回にわたるハンドピックを経て、ビンの中へ入れられます。ビンの中の焙豆は、すべてが“顔”を持っていることは一目瞭然です。 |
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はたらかさず、つくろわず、本来ありのままに・・・ そんな言葉のリフレインが店を去るときも思い出されるでしょう。 |
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